ポートフォリオサイトリニューアルの軌跡|もっと“伝わる”デザインへ

フリーランスとして活動を始めた当初、私はポートフォリオサイトを、
ただ「自分の好み」に合わせて作っていました。
デザイン性には満足していたものの、時間が経つにつれて、ある疑問が浮かんできたのです。
「このサイトは、自分が何を提供できる人なのか、ちゃんと伝わっているだろうか?」
ただの“作品集”から、サービスが見えるサイトへ
ポートフォリオは、自分の制作実績やスキルを示すための大切な場所。
ですが、訪問者の多くは同業者ではなく、サービスを探しているお客様です。
そこで意識したのは以下の3点です。
- 分かりやすいサービス内容(何を頼めるのか一目でわかる)
- SEOを意識した文章構成(検索でも見つけてもらいやすく)
- 得意分野の明確化(女性向け・海外風デザイン)
これまで以上に、「どんな価値を提供できるのか」が伝わる構成にしました。
“人感”を出すデザインと情報
そしてもうひとつ、ポートフォリオでも店舗のホームページでも凄く大事な事があります!それは“人感”を出すこと。
どんな人が制作しているのか分からない、というのは少し不安ですよね。
そこで、プロフィール写真を新たに撮影し、サイト内で積極的に活用。
また、普段何をしているか、どんな事が出来るのか…などなど
「誰が作るのか」が分かるだけで、ぐっと安心感が増します。
日々の活動や提供できることを具体的に発信し、
「この人に頼むとどうなるのか」がイメージしやすい事も重要です!
デザインも以前よりシンプルにし、写真や文章がしっかり届くレイアウトに調整しています。
“安心して相談できる”サイトを目指して
今回のリニューアルで目指したのは、
「誰が、何を、どんな想いで提供しているのか」がパッと伝わるサイトです。
- サービス内容や流れが明確
- 得意分野や強みがはっきり分かる
- 人柄が感じられるビジュアルと文章
こうした工夫で、お客様が安心して問い合わせできるサイトを作ることができたと思います。
実は今回も試行錯誤し、何度も何度も作り直しています…!
最後にその軌跡をご紹介します。
ポートフォリオの第1案


個性的な配置やアニメーションエフェクトも多様していました。とても気に入っていましたが、要素がモリモリで少し情報の処理に疲れる感じがありました。
完成版ポートフォリオ


情報を整理、盛り込みたい要素はあるけれど取捨選択をしました。見る方の負担が少ない様に、文字を大きく、アニメーションも最小限に。
デザイン全体はこちら


このサイトを通して、ただの「デザイン制作」ではなく、
お客様の想いや魅力を最大限に引き出すパートナーとして活動していけたらと思っています!